ナシの苗木でオマーンと交流 宇都宮

2013-08-31
宇都宮 下野新聞 8月30日 朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20130830/1337142【宇都宮】
オマーンの果樹栽培の専門家2人が29日、上籠谷町のナシ専業農家、大塚博久さん(71)の畑を視察した。元オマーン大使の神長善次さん(70)が案内役を務めた。大塚さんが用意した苗木を神長さんが仲介したことにより、オマーンの王室でナシの栽培が始まった。2人は大塚さんのナシ畑を直接訪ね、栽培方法などを実際に学んだ。
12年前に神長さんから依頼を受けた大塚さんは、豊水などのナシの苗木25本を用意。神長さんが、オマーン王室に贈ったことがきっかけになり、オマーンでナシ栽培を始めるようになった。
今回、大塚果樹園を訪れたのは、ウェーリー王室果樹・庭園総局長とフォルカニ王室果樹園局長の2人。
樹齢80年の二十世紀ナシを見ると、驚きながら周りを見回したり、写真を撮ったりしていた。
ナシの苗木でオマーンと交流