「オマーンは東アジアを観光市場として期待している」
2013-12-13
会員の村上拓哉さんからの寄稿です。
8日のマスカット・デイリー紙によると、マイサーウ・アル=マフルーキー観光省次官は、日本を始めとする東アジア諸国を、オマーンの観光市場にとって大きな潜在的価値をもった市場として見ているとのことです。
世界貿易機関の統計によると、2012年に中国は1兆20億米ドル、日本は2790億米ドルを海外休暇で使用したとのこと。
マイサーウ次官によると、現在市場について調査しているところであり、間もなくこれらの国から観光客を引き寄せる戦略を打ち出すそうです。また、観光客をオマーンまで連れてくるためにも、同国のフラッグ・キャリアであるオマーン航空と緊密に連携しているようです。
長年にわたって続けられてきた世界遺産であるバハラ・フォートの改修が終わり、オールド・マスカット地区には新しい国立博物館の建設が2014年に予定されるなど、オマーンの観光地化は近年急速に進められてきました。政府は石油依存型経済を脱却するためにも、新たな国家収入の手段を必要としており、観光産業は重点分野の一つです。この潮流に乗り、日本からオマーンを訪れる人が増えることを願ってやみません。
元記事(Muscat Daily)
http://www.muscatdaily.com/Archive/Oman/Oman-eyeing-tourists-from-China-Japan-and-Korea-says-H-E-Maitha-2rin
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