2月, 2017年

今月のアラビア語 2月

2017-02-21

今月は日にち、月について述べます。

昨年10月に掲載しましたが、アラビア語の1週間は以下の通りです。

月曜日 ヤウム・ル・イスネイン يوم الثنين
火曜日 ヤウム・ル・スラサー   يوم الثلاثاء
水曜日 ヤウム・ル・アルビアー  يوم الاربعاء
木曜日 ヤウム・ル・ハミース  يوم الخميس
金曜日 ヤウム・ル・ジュムア   يوم الجمعة
土曜日 ヤウム・サッブト    يوم السبت
日曜日 ヤウム・ル・アハド   يوم الاحد

日はヤウム  يوم
週はウスブーウاسبوع
月はシャフル  شهر
年はサナ  سنة

1年間の各月は以下の様になります。
イスラムにはヒジュラ暦 アッサナ・アル・ヒジュリーヤالسنة الهجرية
と世界共通の西暦(太陽暦) アッサナ・アッシャムシーヤ[السنة الشمسية [مسيحية
があります。

現在イスラムの国々は全て西暦で生活していますが、イスラム教の行事は全てヒジュラ暦で行われており、特に重要な
ラマダン月にいつ入るか、終わりはいつか(ラマダン明けの休暇の始まりはいつか、イード・サギール 小祭)、
巡礼月はいつから始まるか、イード・カビール(大祭、巡礼月の10日目に始まる休暇)はいつからか等、ヒジュラ暦は
今でも生活の中に組み込まれています。

尚、以前説明しましたが、ヒジュラ暦はモハメドがメッカからメジナに移動(聖遷)した西暦622年7月16日が
ヒジュラ暦元年です。2017年2月1日はヒジュラ暦1438年5月4日となります。

以下Wikipediaヒジュラ暦から引用。
(第2代正統代理人ウマル・イブン・ハッターブが、預言者ムハンマドがマッカからマディーナへ聖遷(ヒジュラ)した
ユリウス暦622年を「ヒジュラの年」と定めヒジュラ暦元年とする新たな暦を制定した。なお、ヒジュラがあったとされる
正確な日付は同622年7月16日(ユリウス通日1948439日)である。ヒジュラ暦は太陰暦で、約29.5日である朔望月に合わせて、
1か月が29日の小の月と30日の大の月という大小月をおおむね交互に繰り返す。従って1年はおおむね354暦日となるので、
1年ごとに11日ほど太陽暦とずれる。そして、ヒジュラ暦は純粋太陰暦なので、日本の旧暦のような太陰太陽暦と異なり、
閏月を置かず季節ないし太陽暦とあわせることをしない。)

ヒジュラ暦におけるイスラム教の祭礼
第1月10日 – アーシューラー(フサイン殉教祭)
第3月12日 – マウリド・アン=ナビー(ムハンマド生誕祭)
第9月1日から – ラマダーン(断食月)
第10月1日から – イード・アル=フィトル(断食月明けの祭)
第12月8日から – ハッジ(大巡礼)
第12月10日から – イード・アル=アドハー(犠牲祭)

(ヒジュラ暦)               (西暦)
1月 アルムハッラム       المحرم      ヤナーイル      ينائر
2月 サファル          صفر        フィブラーイル    فبرائر
3月 ラビーウ・ル・アッワル   ربيع الاول     マーリス       مارس
4月 ラビーウッ・サーニー    ربيع الثاني    アブリール      ابريل
5月 ジュマーダー・ル・ウーラー جمادي الاولي   マーユー       مايو
6月 ジュマーダー・アルアーヒラ جمادي الاخرة    ユーニユー      يونيو
7月 ラジャブ          رجب         ユーリユー      يوليو
8月 シャウバーン        شعبان       アグストゥス     اغسطس
9月 ラマダーン         رمضان       サブタンブル     سبتمبر
10月 シャッワール        شوال       ウクトゥービル    اكتوبر
11月 ズー・ルカアダ       ذو القعدة    ヌーフィンビル    نوفمبر
12月 ズー・ルヒッジャ      ذو الحجة     ディシンビル     دسمبر

西暦にはもう一つシリア、イラク等で使われている別の名前がありますが、ここでは割愛します。
西暦でお分かりの通り英語読みをアラビア語に変えただけのものが今は主流になっています。

恒例の祝賀感謝会が開催されました Celebration & Appreciation Luncheon Held at Omani Embassy

2017-02-11

 

オマーンクラブでは毎年ムスラヒ大使が天皇陛下に信任状を奉呈した2月8日を記念し、同時に大使館員の皆様が日頃オマーンクラブを支えてくださっていることへの感謝を込めて、祝賀感謝会を行っています。今年も2月7日に東京広尾のオマーン大使館で開催されました。参加者は約60名。

17・02・07:オマーンクラブ挨拶・DSC0281017・02・07:大使挨拶4・DSC02828

金川弘美理事によるムスラヒ大使の数々の素晴らしい業績をご紹介した開会の辞に続き、ムスラヒ大使からのご挨拶では、他国の大使から「どのようにしてオマーンクラブの ような素晴らしい草の根運動を続ける土壌を培われてきたのですか?」と頻繁に聞かれる、といった話に触れられ、他の大使館が参考にしたくなるようなオマーンクラブの活動は大使にとっても貴重で大切な存在であることが述べられました。

当クラブもこの祝賀感謝会を通じて、長きにわたってオマーンクラブの活動を継続できるのは、ムスラヒ大使はじめ大使館員の方々の多大なご支援のおかげであることを存分に伝えることができたと思います。大使ご夫妻はじめ、大使館員の方々には記念品として歌舞伎役者が描かれた団扇をクラブから贈呈しました。

17・02・07:大使挨拶5・DSC02836

座席は様々な方と交流ができるよう、どのテーブルにも大使館員と会員とが同席し、各々が知るオマーンの文化・風習そして魅力を語り合い、より一層お互いの距離を近づけることができました。

祝賀会料理
お料理は大使館のシェフによるオマーン式ビュッフェスタイルで、ザクロをふんだんに使ったサラダやいくつものスパイスが感じられるコロッケ、お肉のコクが染み渡ったライスなどオマーンの文化を感じられる素晴らしい品々でした。

最後に記念撮影をして閉会となりました。

 

luncheon 2017