東京湾サンセットクルーズ 

2017-11-21

 

台風一過の10月30日、久々に訪れた秋晴れの東京、風は幾分強いが、「東京湾サンセットクルーズ・シンフォニーモデルナ」は、午後4時半に日の出桟橋を出航。総トン数2,618トン、乗客数600名の真っ白なモデルナの船体が一段と青空に映えている。

参加会員21名が乗船してすぐに思いがけないサプライズが待っていた。一般客席待遇のはずが、案内されたのはこの船で最高ランクの個室“ファンタジー”。 入室の瞬間、すべての参加者から歓声が上がった。

“ファンタジー”は3階、船の最後尾に位置し、窓に囲まれ、どこからも景色が一望に見渡せ、専用デッキにも出られる、インテリアもゴージャスだ。そしてさらなる予定外のサービスは“すべてのドリンクはフリー” アルコールを嗜む参加者にはたまらない!みなの雰囲気が盛り上がる中、乗船してまもなくシンフォニーのスタッフから航路の説明がなされ、通常の東京ゲートブリッジから羽田空港間の航路は北よりの風が強く、その手前で復路につくとの案内があった。とは言え、2時間のクルージングはほとんど揺れを感じることなく進む。

上品に彩られた、美味しいお食事を楽しみながら、参加者のテーブルでの会話、全員の自己紹介などの交流が弾む。窓外の景色も昼間から夜の帳へと、その変り行く色を楽しむ。

往路は、品川埠頭,大井埠頭、お台場、キリン型の大型コンビナート、そして夕日に映えた富士山、と海側からの東京の景観のパノラマが続く。そして復路では、夜景の美しさを堪能した。コンビナートにも明かりが灯り、ビルの摩天楼、スカイツリー、東京タワー、そして圧巻はレインボーブリッジの真下を航行した時だ。その大きさ、光の美しさに思わずデッキに誘われ、記念撮影が始まる。その後、全員の記念撮影も終わった6時半に、すっかり日が暮れた日の出桟橋に帰港。2時間の短いクルージングだったが、それぞれに夢心地の感動を持ち帰っただろう。

今回は前日の台風の状況下、幹事の皆様のお骨折りに感謝すると共に、特に金川弘美理事には、計画から実施に至るまで運営会社との交渉にご尽力をいただき、厚遇のサプライズまで頂戴し、心より感謝申し上げます。