国王恩赦の発出
2013-07-27
1970年7月23日にカーブース国王が即位したことから、毎年7月23日はルネッサンス・デーとして祝日・記念日となっています。
そしてそのルネッサンス・デーでは、毎年、刑務所に収監されている服役者に対し、恩赦が発出されるのが通例となっています。
今年も例年通り恩赦が発出されたのですが、今回は2011年にオマーン北部の都市ソハールで発生した抗議活動に参加した14人に対して恩赦が発出されたことから、内外から大きな注目を集めることになりました。
恩赦が出された14人は、政府施設を封鎖した罪や爆発物を所持した罪により、2年半から5年の懲役刑が下されていました。
Muscat Dailyの報道によると、ソハールの町では14人の釈放を祝って、夜通しパレードが行われたようで、クラッカーを鳴らしたりオマーンの国旗を振ったりする人たちが通りに出ていたようです。
釈放された14人の内の1人である、ハミース・アル=アジュミーさんは、「カーブース国王陛下と、我々と共に立ち、我々の釈放に貢献してくれたすべての人に感謝します」と述べています。
Oman Timesの記事はこちら http://www.timesofoman.com/News/Article-20161.aspx
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