イベント情報
アラブ料理教室 Arab Cooking Class Held at Omani Embassy
12月5日(火)オマーン大使公邸で、アラブ料理教室が開催されました。アビール大使夫人のご挨拶の後、観光省からのオマーン紹介ビデオが上映されました。エキゾチックな砂漠やスーク・紅海でのダイビング・モスクなどの映像に、オマーンを訪れてみたいと夢がつのります。
レシピを頂きキッチンに移動すると、シェフのナジさんとアビール夫人によるアラブ料理の実演を見学致しました。
メニューは、「オマーンのパンにのせた鶏肉・ジャガイモ・かぼちゃ」と、「鳥の舌」とよばれる揚げ菓子です。
オマーンのパンは、小麦粉と水と塩をこね薄く焼いた独特のものです。揚げ菓子は日本のかりんとうのようで、揚げたてのお味は格別でした。素敵なダイニングルームで頂く、今日のお料理、デザート、オマーンのデーツ、アラビックコーヒーは、どれもとても美味しかったです。
お食事の後、アビール夫人が乳香の由来や焚き方を実演されました。また乳香やアラブのアクセサリー、デーツやデーツシロップなども、購入することができます。
乳香の香り、流れるアラブ音楽、美味しいお料理を頂き、しばし慌ただしい日常から、ゆったりと時間の流れる中東にタイムスリップしたような楽しいひとときでした。
恒例「年の瀬お好み焼き会」が開催されました
今年も「年の瀬お好み焼き会」が東京・木場にあるオタフクソース(株)お好み研修センターで開催されました。オタフクソースとオマーンってどういう関係??と感じられた方も多いかも知れません。実はオタフクのお好み焼きソースには、中東の果実「デーツ」が入っているのです。そのような縁とオタフクソース(株)様のご厚意で、この会が実現しました。
当日(12月7日)は35名の会員が参加。森田雅男監査役の司会で始まり、遠藤会長の挨拶のあと、乾杯のご発声がありました。そして、広島よりご参加いただいたオタフクソース(株)の佐々木照雄相談役よりオタフクソースの歴史や特徴につきご説明を頂きました。それから約2時間、オタフクソース(株)お好み焼き課の皆さまがこの日のために考案してくださったスペシャルコース、有志の方々からの差し入れワイン、そして会員同士の楽しい会話を堪能し、2017年のお好み焼き会は,無事に幕を閉じました。
オタフクソース(株)様から素敵なお土産もいただき2017年にふさわしい締めくくりの行事を完了することができました。帰り際にオタフクソースに魅了された多数の参加者が、社屋の売店で家族や友人のためにソースや酢などを熱心に選んでいた姿が印象的でした。
なお、当日のメニューとソース類は以下のとおり。
1. かぶと生ハムのマリネ (ピクルスの酢)
2. 鉄板たこ焼き(ポン酢風味たこ焼きソース)
3. チーズダッカルビ
4. 広島お好み焼き(お好みソース)
5. パエリア焼きそば(パエリア風焼きそばソース)
6. デザート(とちおとめソース)
احتفالية العيد الوطني العُماني في طوكيو オマーン建国記念日祝賀会
11月20日東京大手町のパレスホテルにて、オマーン・スルタン国の建国記念日祝賀会が盛大に開かれた。
各国の駐日大使は勿論、メディア等で馴染みある政治家・外交官・実業家・学術関係者・芸能界のセレブ
なども見かけた。日本オマーンクラブの理事らも招かれる光栄に与った。豪華な祝花が並んだ先に
ムスラヒ大使ご夫妻・公使・一等書記官らが正装で招待客を出迎え、祝賀の宴が始まった。
一般的にアラブのレセプションではスピーチはなく、「食事を共にする」ことが主体だ。あるビジネスマンは「アラブの結婚式に招かれたが、どの人が花婿かわからないまま帰宅した」と言う話もあるくらいだ。
日本オマーン学生交流会に参加した留学生や日本人学生も出席し、アラブ音楽が流れる中、皆オマーンのビュッフェに舌鼓を打ち、建国記念日を祝った。オマーン大使館員の皆さま、お疲れ様でした。
2017年日本オマーン学生交流会が開催されました
この度、11月18日(土)、19日(日)の2日間にわたって、日本オマーンクラブ主催、日本中東学生会議(インターカレッジサークル)コーディネートのもと、日本オマーン学生交流会が開催されました。オマーン人留学生12人、日本人学生10人、アラブ・イスラーム学院でアラビア語を学ばれている社会人の方2人、オブザーバーとして日本オマーンクラブの会員数人が参加しました。また、イスラーム研究者として著名な塩尻和子先生やオマーン大使館の一等書記官もお出でくださいました。オマーン人学生の中には2組のご夫婦もおり、うち一組の2歳の女の子も全日交流会に参加し、場を和ませ続けてくれました。
1日目は東京中野坂上の成願寺さんのご厚意により附属たから幼稚園にて、学術的議論と文化交流が行われました。
前半は、日本と中東諸国の関係性において最も重要な課題である「資源と経済」をテーマに、日本中東学生会議からのプレゼンテーションとディスカッションが行われました。プレゼンテーションでは資源経済にまつわる主要な問題と日本の資源について説明がなされ、オマーン人学生からは「こんなに日本とオマーンの状況が違うとは知らなかった。また、共通した部分もあり面白かった」と、コメントがありました。
ディスカッションでは、3つのグループに分かれ、日本とオマーンの資源状況について話し合い、観光資源や水資源、水産資源について各グループごとに意見がまとめられました。どのグループでも資源の持続可能性や希少性について注目した有意義な議論が行われました。
後半は日本の昔遊びをテーマに、折り紙や独楽、剣玉が紹介され、オマーン人学生には日本人学生に教えてもらいながら自由に楽しんでもらいました。特に独楽は、日本人学生に熟達したものがいたこともあり、会場の床全体をつかって競って独楽を回し、全員で大いに盛り上がりました。交流会終了後は、サラート(礼拝)を挟みつつ、東中野にあるアフガニスタン料理店で歓談に花を咲かせました。
二日目は、朝早くから成願寺で座禅が行われました。座禅をすることは初めてというオマーン人学生も多く、苦戦しつつも良い体験となったようです。お寺の方からは、座禅だけでなく畳の上での歩き方や挨拶の作法の講義もあり、オマーン人学生はこれからの日本生活全般に長く役立つ体験ができたことを喜んでいました。
座禅ののち、朝食をとってから後楽園から秋葉原までを歩き、小石川後楽園、神田明神などを観光しました。神田明神では折良く結婚式や七五三のお祝いなどに出会い、オマーン人学生は興味津々でした。また、日本人学生がオマーン人学生に神社でのお祈りの仕方を教える場面もあり、宗教の違いを超えた文化交流が行えたと思います。最後に日本人学生とオマーン人学生は別れを惜しみつつ、秋葉原のインド・パキスタン料理店で昼食をとり、交流会を終了しました。
日本人学生にとってもオマーン人学生にとっても有意義で貴重な交流の二日間となりました。(文:日本中東学生会議)
東京湾サンセットクルーズ
台風一過の10月30日、久々に訪れた秋晴れの東京、風は幾分強いが、「東京湾サンセットクルーズ・シンフォニーモデルナ」は、午後4時半に日の出桟橋を出航。総トン数2,618トン、乗客数600名の真っ白なモデルナの船体が一段と青空に映えている。
参加会員21名が乗船してすぐに思いがけないサプライズが待っていた。一般客席待遇のはずが、案内されたのはこの船で最高ランクの個室“ファンタジー”。 入室の瞬間、すべての参加者から歓声が上がった。
“ファンタジー”は3階、船の最後尾に位置し、窓に囲まれ、どこからも景色が一望に見渡せ、専用デッキにも出られる、インテリアもゴージャスだ。そしてさらなる予定外のサービスは“すべてのドリンクはフリー” アルコールを嗜む参加者にはたまらない!みなの雰囲気が盛り上がる中、乗船してまもなくシンフォニーのスタッフから航路の説明がなされ、通常の東京ゲートブリッジから羽田空港間の航路は北よりの風が強く、その手前で復路につくとの案内があった。とは言え、2時間のクルージングはほとんど揺れを感じることなく進む。
上品に彩られた、美味しいお食事を楽しみながら、参加者のテーブルでの会話、全員の自己紹介などの交流が弾む。窓外の景色も昼間から夜の帳へと、その変り行く色を楽しむ。
往路は、品川埠頭,大井埠頭、お台場、キリン型の大型コンビナート、そして夕日に映えた富士山、と海側からの東京の景観のパノラマが続く。そして復路では、夜景の美しさを堪能した。コンビナートにも明かりが灯り、ビルの摩天楼、スカイツリー、東京タワー、そして圧巻はレインボーブリッジの真下を航行した時だ。その大きさ、光の美しさに思わずデッキに誘われ、記念撮影が始まる。その後、全員の記念撮影も終わった6時半に、すっかり日が暮れた日の出桟橋に帰港。2時間の短いクルージングだったが、それぞれに夢心地の感動を持ち帰っただろう。
今回は前日の台風の状況下、幹事の皆様のお骨折りに感謝すると共に、特に金川弘美理事には、計画から実施に至るまで運営会社との交渉にご尽力をいただき、厚遇のサプライズまで頂戴し、心より感謝申し上げます。
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