イベント情報
日本・オマーン学生交流会が開催されました Japan Oman Student Exchange Meeting Held in Tokyo
11月20日・21日の二日間、日本オマーンクラブ主催でインターカレッジの学生団体、日本中東学生会議が中心となり日本GCC学生協会とともに、日オ学生交流会が開催されました。今年は、オマーン人留学生9名、日本人学生や学生OBなど9名が参加、オマーンクラブからも6名がオブザーバーとして参加しました。この交流会はオマーン人留学生にとっては、普段は関西など遠方に住む学生も含めて東京で一堂に会する貴重な機会です。
1日目、学生達はオマーン建国記念祝賀会に出席し、その後民族衣装のまま祝賀会から東京駅に向かいました。東京駅では江藤駅長を表敬訪問。駅の歴史を教えていただき、普段は入れない貴賓室等を見学しました。
その晩、日オ学生は交流会の会場となる東京中野坂上の成願寺に合宿し、翌日は交流会が行われました。各グループ数名づつ3グループに分かれ、アイスブレーキングの後、日本人学生による日本の教育についてのプレゼンテーションを基にオマーンとの違いを踏まえてグループディスカッションを行いました。その後の各グループの発表では「オマーンにもモンスターペアレンツはいる」など、時には笑いが起こるシーンもあり、和やかな雰囲気の中、それぞれの意見を交換しました。
ディスカッション後に日本文化の紹介として行われた沖縄空手道剛柔流の演舞には、皆息をのみ、また日オ両学生が、実際にいくつかの型を体験。この流派は、沖縄の古武道に福建省の武道が影響を与えた空手の原型だそうです。普段競技で見る空手とは異なる実践的なもので、日本人にとっても興味深いものでした。
交流会終了後学生達はトルコ料理店で昼食を共にし、無事2日間の日程を終えました。
アラブ料理教室が開かれました Arab Cooking Class was held at Embassy
爽やかな秋晴れの11月4日、東京広尾のオマーン大使館でアビール夫人によるアラブ料理教室が開催されました。30人近い参加者は大使公邸の豪華な応接室に通され、まずオマーン紹介のビデオを鑑賞しました。中東は沙漠ばかりというイメージとはかけ離れた緑あふれる山々の景色、色とりどりの魚と泳ぐ海中などダイバーにはたまらないレジャー等が紹介されました。
そしていよいよお料理です。大きなオーブンや調理器具の揃ったキッチンでシェフのナジさんから本日のお料理、コシャリとレーズンパイの材料の説明がありました。今回はどれも日本のスーパーで入手できるものばかり。ですが、お米・パスタ・ひよこ豆・レンズ豆等、日本人には思いつかない材料やスパイスの取り合わせでした。
お料理ができあがると、素敵なダイニングルームで昼食となり、オマーンコーヒーも加わって参加者は皆アラブ料理に舌鼓を打ちました。お食事後アビール夫人の乳香の焚き方実演には多くの質問がでました。アラブ音楽の流れる中、乳香の香りにつつまれた楽しいひと時でした。
講演会「アラビア語の世界 – ことばの力 The World of Arabic Language – The Power of Words
2015年10月9日、東京広尾のオマーン大使館にて、講演会「アラビア語の世界―ことばの力」が開催されました。講師として、京都ノートルダム女子大学教授で放送大学アラビア語の主任講師でもあられる鷲見朗子先生にお越しいただきました。
アラブ地域と言うと宗教紛争、テロなどが何かと話題となっている昨今ですが、アラブの言語、文学などに接する機会がほとんどない私たちにとって興味深いものがありました。
アラビア文字は基本として子音を表していること、右から左へ書かれること、話し言葉と書き言葉が大きく違うこと、特に話し言葉は各地域で大きく違い、書き言葉が共通言語のように使われていることなどの説明がありました。
さらにアラブ詩は5-6世紀にベドウィンの口承文学に始まり、伝誦者を通じて何世代も語り継がれ、人々の生活に根付いて各部族それぞれに詩人が居たこと。二つの半句からなる対句がいくつも連なる長詩で、同一の韻律と脚韻をもっており、これが独特の響きを与えているそうです。そしてアラブ人は言葉を非常に大切にしており、アラブ詩はその地域において依然として社会に大きな影響を及ぼすほどの力を持っているそうです。
アラビア語自体見たり聞いたりする機会がない多くの出席者にとって知らないことばかりで、講演後には活発な質疑応答がありました。
日本オマーンクラブ恒例のサマーパーティが開催されました
去る8月20日、東京広尾のレストラン、チェ・モルチェでクラブ恒例のサマーパーティが開催されました。80余人の会員とゲストに加え、日本での留学を終え間もなくオマーンに帰国する留学生らも迎え、和やかな雰囲気の中、会話を楽しみ美味しいビュッフェに舌鼓を打ちました。
後半には栗原千種さんの素敵なピアノ伴奏で元タカラジェンヌの金川香さん・白波瀬佳子さんによる美しい歌声が、エレガントな雰囲気を一層盛り立てて下さいました。最後に帰国するオマーン人留学生の今後の活躍を願い、また日本オマーンクラブの更なる発展を願って石崎丈雄さんの音頭による「さざ波5本締め」にて閉会となりました。
「イフタールの会2015」が開かれました Omanis and Japanese Got Together at Iftar
今年のラマダーンは6月18日(木)から始まりましたが、母国から遠く離れた日本で暮らすオマーン人留学生同士の交流とオ・日学生の交流の場の一つとして、日本オマーンクラブでは今年も「イフタールの会」を6月27日(土)に東京池袋にあるアラブレストラン「パルミラ」で開催しました。
「イフタール」とはラマダン月に日の出から日没まで断食をするムスリム教徒が日没後に初めてとる食事のことですが、会は日没後の19時1分過ぎから始まりました。
まずデーツとスープが供され、その後はジュース、アラビアパン、ホモス、サラダ、ビリヤニ、カバブ、茄子などをいただき、最後にスィーツとして供された直径5-60センチの巨大クナーファには一同大興奮しました。
参加者は、大阪や仙台からも駆け付けたオマーン人学生、日本GCC学生協会と中東学生会議所属の日本人学生と、クラブ側からの遠藤会長夫妻と今回の会を組織していただいた石垣聡子さんの総勢16名。
話が弾んで会は大いに盛り上がり、22時近くになってようやく散会となりました。
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