イベント情報

「イフタールの会2015」が開かれました Omanis and Japanese Got Together at Iftar

2015-06-29

 

今年のラマダーンは6月18日(木)から始まりましたが、母国から遠く離れた日本で暮らすオマーン人留学生同士の交流とオ・日学生の交流の場の一つとして、日本オマーンクラブでは今年も「イフタールの会」を6月27日(土)に東京池袋にあるアラブレストラン「パルミラ」で開催しました。

「イフタール」とはラマダン月に日の出から日没まで断食をするムスリム教徒が日没後に初めてとる食事のことですが、会は日没後の19時1分過ぎから始まりました。

まずデーツとスープが供され、その後はジュース、アラビアパン、ホモス、サラダ、ビリヤニ、カバブ、茄子などをいただき、最後にスィーツとして供された直径5-60センチの巨大クナーファには一同大興奮しました。

参加者は、大阪や仙台からも駆け付けたオマーン人学生、日本GCC学生協会と中東学生会議所属の日本人学生と、クラブ側からの遠藤会長夫妻と今回の会を組織していただいた石垣聡子さんの総勢16名。

話が弾んで会は大いに盛り上がり、22時近くになってようやく散会となりました。

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講演会「オマーン国王によるMeet the People」が開催されました Sultan Qaboos’ Meet the People Tour

2015-06-04

 

6月3日、「カーブース国王による国内行幸(ミート・ザ・ピープル・ツアー)の発展とその政治的な役割」と題して中東調査会研究員村上拓哉氏による講演会が東京広尾のオマーン大使館で開催されました。元在オマーン大使を含む会員やゲストが多数出席し、オマーン特有のこの行事について 熱心に聴講しました。

 

1970年に国王に即位したカーブースは、民衆の言葉に耳を傾けるべく、国内の行幸を重要な政策の一つとして位置づけました。多くの閣僚や顧問を随行させ、3~5週間程地方をまわる間は、国王といえどもテント生活を送るそうです。その間国王は部族長達と正に膝を交えて直接各地の状況や要望を聞き、必要とあらばその場で関係閣僚に適宜指示を出されるとのことです。

2010年に国連開発計画(UNDP)が発表したデータでは、過去40年間で人間開発指数(HDI)が最も改善した国にオマーンが選ばれており、欧米の民主主義とは異なる形の民主主義が功を奏しているのかもしれません。オマーン国民が敬愛する国王。そのカーブース国王による行幸が大きな役割を果たしていることは間違いなさそうです。

15・06・03:新谷さん 15・06・03:参加者 15・06・03:神長元大使

日本オマーンクラブ2015年度総会が開催されました

2015-05-03

 

4月27日東京広尾のオマーン大使館で多数の新会員を迎え2015年度の総会が開かれました。遠藤会長に続きムスラヒ駐日大使よりご挨拶がありました。昨年度の活動報告・今年度の活動予定・会計報告・予算案と議事は進み、議案は賛同・承認されました。
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総会に引き続き本年1月末に実施されたオマーンツアー報告会が行われました。スライドを観、松永会員の個性あふれる説明を聴きながら、出席者一同オマーンの景色やツアーに参加した方々の経験を共有させていただきました。またこのツアーで12年ぶりにオマーンを訪れた江村会員からは、その印象を記した著書の紹介がありました。
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講演会「地球危機救済の宝庫オマーン」 Oman, the World’s Best Place for Green Energy

2015-03-21
2015年3月11日、オマーン大使館で講演会「地球危機救済の宝庫オマーン」が開催されました。東京大学生物生産工学研究センター特任准教授の倉橋みどり先生の講義は聴く者の強い関心を引き付けました。
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地球の誕生時には酸素が無かったこと、様々な化学変化と生物の進化に伴い徐々に酸素に覆われる地球に人類が現れたこと、その人類の誕生から現在までの人口増加の期間は地球の長い歴史から見るとほんの短時間であり、近年の急速な二酸化炭素の増加がもたらす地球温暖化は私達人類が生存していくために対処しなくてはならない大きな課題であることなどの説明がありました。

この課題に対処する方策として先生が提案されているのが、オマーン海岸沿いの土漠に海洋深層水を引き込み、デュナリエラ(Dunaliella)と呼ばれる藻を栽培するシステムです。
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国内の多くの再生可能エネルギー研究がCO2削減という目的を忘れたかのように進められているそうですが、この深層水を利用して デュナリエラ を栽培し油を生産するシステムでは、砂漠地帯の強い太陽の下、CO2を確実に削減しつつ藻からエネルギーを創出できます。倉橋先生が開発されたこの方法は欧米の先を行く研究で、多くの会員から先生の研究に支持が表明されました。

オマーン大使館で祝賀会開催 Annual Celebration at the Omani Embassy

2015-02-21
2015年2月9日、日本オマーンクラブ恒例となった祝賀会が東京広尾のオマーン大使館で開かれました。

ムスラヒ大使が天皇陛下に信任状を奉呈した2月8日を記念して、大使ご就任7年目と日頃お世話になっている大使館員への感謝の意をこめた祝賀会が開催されました。今年は昨夏に着任されたオマーン人外交官の歓迎も含め、総勢約70人が出席しました。大使館シェフのナジールさんのお料理に舌鼓をうちながら大使館員の皆様とオマーンクラブ会員が親交を深めました。

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また長年懸案となっていた留学生のための日本留学ハンドブックが出版され、ムスラヒ大使にジョーンズ事務局長より進呈されました。
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