イベント情報

講演会「地球危機救済の宝庫オマーン」 Oman, the World’s Best Place for Green Energy

2015-03-21
2015年3月11日、オマーン大使館で講演会「地球危機救済の宝庫オマーン」が開催されました。東京大学生物生産工学研究センター特任准教授の倉橋みどり先生の講義は聴く者の強い関心を引き付けました。
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地球の誕生時には酸素が無かったこと、様々な化学変化と生物の進化に伴い徐々に酸素に覆われる地球に人類が現れたこと、その人類の誕生から現在までの人口増加の期間は地球の長い歴史から見るとほんの短時間であり、近年の急速な二酸化炭素の増加がもたらす地球温暖化は私達人類が生存していくために対処しなくてはならない大きな課題であることなどの説明がありました。

この課題に対処する方策として先生が提案されているのが、オマーン海岸沿いの土漠に海洋深層水を引き込み、デュナリエラ(Dunaliella)と呼ばれる藻を栽培するシステムです。
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国内の多くの再生可能エネルギー研究がCO2削減という目的を忘れたかのように進められているそうですが、この深層水を利用して デュナリエラ を栽培し油を生産するシステムでは、砂漠地帯の強い太陽の下、CO2を確実に削減しつつ藻からエネルギーを創出できます。倉橋先生が開発されたこの方法は欧米の先を行く研究で、多くの会員から先生の研究に支持が表明されました。

オマーン大使館で祝賀会開催 Annual Celebration at the Omani Embassy

2015-02-21
2015年2月9日、日本オマーンクラブ恒例となった祝賀会が東京広尾のオマーン大使館で開かれました。

ムスラヒ大使が天皇陛下に信任状を奉呈した2月8日を記念して、大使ご就任7年目と日頃お世話になっている大使館員への感謝の意をこめた祝賀会が開催されました。今年は昨夏に着任されたオマーン人外交官の歓迎も含め、総勢約70人が出席しました。大使館シェフのナジールさんのお料理に舌鼓をうちながら大使館員の皆様とオマーンクラブ会員が親交を深めました。

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また長年懸案となっていた留学生のための日本留学ハンドブックが出版され、ムスラヒ大使にジョーンズ事務局長より進呈されました。

オマーンツアー2015  Tour of Oman 2015

2015-02-11
日本オマーンクラブのオマーンツアー第2回は14名の参加をえて1月21日~28日に行われました。マスカット市内では、王宮、グランドモスク、ズベール博物館などを訪問、マスカットより200㎞離れた旧都ニズワや港町スールも訪問しニズワ城やダウ船の造船工場見学など、オマーン独特の文化に触れました。
グランドモスク

グランドモスク

一方美しいオアシスとして知られるワジバニハリッドやワヒバ砂漠、オマーンの最高峰ジャベルシャムス(3,009m)の谷底を覗く2,700mの絶景ポイント、謎の大穴シンクホールなども訪問しイルカ見学クルーズも体験、オマーンの誇る大自然を堪能しました。ワヒバ砂漠ではスリリングな砂漠ドライブを楽しみ、砂丘より日没・日の出を眺め大地の偉大さを肌で感じました。
ワヒバ砂漠で日没を待つ

ワヒバ砂漠で日没を待つ

ワディバニハリッド

ワディバニハリッド

ジャベルシャムス

ジャベルシャムス

旅行中、日本大使公邸にお招きに預かり、久枝大使より日本とオマーンの外交の動きについて講話を頂き、昼食をご馳走になりました。また日本レストラン「東京太呂」にてオマーン日本人会有志の皆さんとの懇親会を行い、お互いの交流を深めました。
日本大使公邸

日本大使公邸

日本への帰路アブダビ・ドバイでも半日市内を観光しました。オマーンは見どころが多く、盛り沢山の予定でタイトなスケジュールとなりました。今回のツアー参加者の最高齢は90歳を目前にした女性。おそらくオマーンへの日本人観光客の最年長記録ではないかと思いますが、砂丘もスタスタと登られ、参加者全員大いに元気を頂き、7泊8日のオマーンへの旅を楽しみました。

謹賀新年  New Year Greetings

2015-01-01

 

  遠藤さん

新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては、お健やかに新しい年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

日本オマーンクラブは今年で5年目の正月を迎えます。2010年5月の創立以来、各種行事を通して、オマーンの理解を深め、日オの友好・親善の促進に寄与し、また会員同士の親睦を深めることができたと自負しております。

対中東唯一の「草の根」団体としての日本オマーンクラブの活動は、中東各国から注目を浴び始めております。これもみなさまのご支援・ご協力のお蔭と心より御礼申し上げます。

昨年は「Discover Oman」のスローガンのもとに活動して参りましたが、2015年は「Discover More: about Us and Oman」をスローガンに活動して参りたいと思います。

200人近いクラブ会員にはいろいろなバックグラウンドの方々がおられ、その知識・経験は相当なものです。そこで今年はオマーンと同時にオマーンクラブ自身(us)を知ることを中心に、講演会の講師も会員の方々にお願いしようと思っております。さらにクラブ行事への参加を通して会員同士知り合い、相互の親睦をいっそう深めていきたいと思っております。

本年も引き続き、ご支援ご協力をお願い申し上げます。

日本オマーンクラブ会長

遠藤 晴男

 

第6回アラブ料理教室が開催されました。 Arab Cooking Class held at the Omani Embassy

2014-12-02

 

12月1日(月)午前11時からオマーン大使公邸で第6回アラブ料理教室が開催されました。

アビ-ル大使夫人のご挨拶のあと、新しいオマーン紹介ビデオを上映、その後キッチンに移動して料理教室の開始となりました。32名の参加者は皆アラブ料理の材料や調理方法に興味津々。熱心にメモをとる会員の姿もありました。

メニューはファッテトアルパゼンガーンワアッラハマ(茄子とひき肉とピタパンの料理)とサラダ、デザートにはアルクナファ(アルクナファの生地にローズウオーター・ギーなどを加えて焼き、シロップをかけたもの)とオマニ・コーヒーでした。どれもさっぱりとして日本人の舌にも合う料理で、おかわり続出でした。

アラブ料理をおいしくいただいた後にはアビール大使夫人に乳香の焚き方を詳しく教えていただき、出席者全員身も心もオマーンの雰囲気に包まれたひと時でした。

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